BTOパソコンは円安・円高の影響でどうなる?

BTOパソコンは為替の影響を受けにくい!

「円安になるとパーツが値上がりする」と各ニュースサイトで言われています。これは紛れもない事実です。秋葉原のパーツショップは円高・円安に影響を受けやすく、わずか数日で価格が変動します。

 

ではBTOはどうでしょうか。パーツショップと同じようにすぐに影響を受けてしまうのでしょうか。実際にどの程度の期間で、どれくらい価格が変動したのかを調べてみました。

 

円安になってしばらく経過しても影響なし!

BTOパソコンの価格を調査したところ、急激な円安になってから1ヶ月も経過しているのにまだ値上がりしていません。パーツショップは何週間も前に値上がりしたというのになぜでしょうか?

 

その理由は在庫にあります。パーツショップが抱えられる在庫は限られています。店舗のバックヤードに置けるだけしか仕入れられません。だから売り切れたらすぐに値上がりしたパーツを仕入れなければなりません。そういう意味では自作PCは円高・円安の影響をモロに受けます。

 

しかしBTOメーカーはとてつもなく大きな工場でパソコンを組み立てています。当然、在庫は数え切れないほどあります。つまり値上がりする前に仕入れたパーツがしばらく残っているため、パソコンの価格が変わらないのです。

 

もしかしたらこれから値上げするかも?

ただ、問題は「今のところ価格が変わっていない」というだけです。来月、いや来週には値上がりしているかもしれません。そういう意味ではできるだけ早めにBTOパソコンを買っておかないと損をします。

 

もしも今あなたが新しいパソコンを買おうかと迷っているなら、できるだけ早めに購入の決断をすることをおすすめします。いつ値上げするかなんて顧客にはわからないのですから。